「迷っている」のは、普通のことです
外壁塗装は、安い買い物ではありません。「そろそろかな」と思いながら、何年も迷っている方も多いと思います。
- 本当に今、塗る必要があるのか
- どこに頼めばいいのか
- 営業されたらどうしよう
こうした気持ちがあるのは、当たり前のことです。ご相談をいただいたとき、私たちはいきなり見積もりの話はしません。まず、いくつかお聞きしたいことがあります。この記事では、それを順番にご紹介します。
① 何が気になって、ご相談くださいましたか?
最初にお聞きするのは、これです。
「汚れが目立つ」「ひび割れを見つけた」「雨のあとに壁が濡れている」「近所が塗り替えていた」など、きっかけは人それぞれです。
きっかけを聞くと、お客様がいちばん心配していることがわかります。たとえば雨漏りの心配が中心なら、見た目より先に、水が入りそうな場所を丁寧に見る必要があります。見た目をきれいにしたいなら、色や仕上がりの話が中心になります。
② 前回の塗装は、いつ頃でしたか?
次に、前回の塗装の時期をお聞きします。わからなければ、「家を建てて何年ですか」でも大丈夫です。
前回の塗料が何だったか、築年数が何年かで、今の傷み方の見当がつきます。書類が残っていなくても構いません。「たしか10年くらい前」という程度のお答えで十分です。
③ この家に、あと何年住む予定ですか?
少し意外な質問かもしれません。でも、これは大切な質問です。
- あと20年、30年は住み続ける
- 数年後に建て替えや売却を考えている
- 子どもに住んでもらう予定がある
住む年数によって、「ふさわしい塗料」も「かけるべき金額」も変わります。長く住むなら、耐久性のある塗料を選ぶ意味があります。数年で手放す予定なら、必要な範囲に絞った工事を考えるほうが、無駄がありません。
④ ご予算の希望は、ありますか?
お金の話は、聞きづらいと思われるかもしれません。でも、先にお聞きしておくと、ご提案がぶれません。
「これくらいで考えている」という金額があれば、その中でできることをお話しします。逆に、金額が決まっていなくても大丈夫です。その場合は、塗料のグレードや工事の範囲を変えた、いくつかのパターンでご説明します。
見積書で大切なのは、安いか高いかではなく、何が含まれていて、何が含まれていないのかです。ご予算をお聞きするのは、その中身を一緒に考えるためです。
⑤ いつ頃までに、やりたいですか?
「急ぎではない」「できれば冬の前に」「子どもが帰省する前に」など、希望の時期を教えてください。
天気や現場の状況で、工事の日程は前後することがあります。ですので、年内の完工などをその場でお約束することはしません。そのかわり、いまの状況で、どのくらいの時期から始められそうかを正直にお伝えします。
「まだ塗らなくていい」とお答えすることもあります
こうしたお話をうかがって、実際に家を見たうえで、「いまは塗らなくて大丈夫です」とお答えすることもあります。
たとえば、次のような場合です。
- 傷みが軽く、数年は様子を見られる状態
- 全面ではなく、部分的な補修で足りる状態
- 先にコーキングの補修だけしておけば、安心できる状態
その場合は、「いつ頃にもう一度見たほうがいいか」の目安をお伝えします。塗る前提で話を進めることはしません。
現地調査でわかるのは、表面上のことです
お家を見せていただいても、現地調査でわかるのは、外から見えること、触ってわかることまでです。壁の裏側や下地の傷みは、足場を組んで近くで見ないとわからない部分があります。
ですので、お話をうかがったあとの見積書には、「現調で確認できた範囲」という前提がつきます。工事中に追加の補修が必要になりそうなときは、写真をお見せして、ご納得いただいてから進めます。
「施工は誰がするのか」も、契約前にお伝えします
もうひとつ、お客様のほうから聞いていただきたいことがあります。
- 工事をするのは、自社の職人ですか、下請けの業者さんですか
- 見積書を作る人と、現場で作業する人は、同じですか
失礼な質問ではありません。私たちも、施工を誰が行うのかは、契約の前にお伝えします。ここをはっきり答えてくれるかどうかは、会社を選ぶ大きな目安になります。
その場で契約を迫ることはしません
ご相談や現地調査のあとに、「今日決めてくれたら安くします」と迫ることはしません。見積書をお出ししたら、ご家族でじっくり相談し、他の会社さんとも比べてください。迷うのは、真剣に考えている証拠です。
まとめ
最初にお聞きするのは、この5つです。
- 何が気になって、ご相談くださったのか
- 前回の塗装はいつ頃か
- この家に、あと何年住む予定か
- ご予算の希望はあるか
- いつ頃までにやりたいか
そして、「いまは塗らなくていい」とお答えすることもあります。
「塗るかどうか、まだ決めていない」「まず状態だけ見てほしい」という段階でも、まったく問題ありません。無理な営業はしませんので、お電話かLINEで、気軽にご相談ください。







