現地調査に来る人は、会社によって違います
外壁塗装の見積もりをお願いすると、最初に「現地調査(現調)」があります。実はこの現調、誰が来るかは会社によってまったく違います。
- 営業担当の人が来る会社
- 現調を専門にしている担当者がいる会社
- 現場の職人や、現場を管理する人が来る会社
- 社長や親方が自分で来る会社
どれが良い悪いという話ではありません。ただ、「誰が見て、誰が見積もりを作り、誰が工事をするのか」は、お客様がご自身で確認しておきたいところです。
見積もりの出し方も、いろいろです
現調のあとに出る見積書も、会社によって考え方が違います。
- 現場の状態を見て、必要な工事を積み上げて出す見積もり
- まず受注を取りやすい金額に合わせて作る見積もり
- あとから追加が出る前提で、最初は低めに出す見積もり
こうしたやり方の違いがあるのは事実のようです。私たちは、現場を見て必要な工事を積み上げる正直な見積もりを心がけています。ただ、他社さんのことは断言できません。
大切なのは、金額の安い高いだけで決めないことです。その金額に何が含まれていて、何が含まれていないのかを、見積書で確認してください。
現地調査では、どんなことをするの?
家の大きさにもよりますが、30分から1時間ほどが目安です。お家のまわりをぐるっと回り、外から見える部分を確認して、寸法を測ります。
1. 外壁の状態
手で触って白い粉がつくか(チョーキング)、ひび割れ、カビやコケがないかを見ます。サイディングかモルタルかで、傷み方も塗料の選び方も変わります。
2. コーキング(つなぎ目のゴム状の部分)
切れたり痩せたりしていないかを確認します。ここが傷んでいると、塗るだけでは雨水を防げません。
3. 屋根・雨どい・軒天・破風など(付帯部)
壁以外の部分です。雨どいの外れ、軒天のシミなども見ます。
4. 面積と寸法
金額は塗る面積で大きく変わります。家の外周と高さを測って、外壁面積を出します。「30坪だから外壁は何㎡」と決まっているわけではなく、家の形や階数でかなり違います。
5. 足場の立てやすさ
隣の家との距離、道路の広さ、庭木や物置の位置などを見ます。足場が立てにくいと、手間も費用も変わります。
現地調査でわかるのは「表面上のこと」だけです
ここは正直にお伝えします。現調でわかるのは、外から見えること、触ってわかることまでです。
壁の裏側や下地(塗装の土台)がどこまで傷んでいるかは、足場を組んで近くで見て、洗ってみないとわからない部分が残ります。たとえば、次のようなことは工事が始まってから見つかることがあります。
- 高圧洗浄をしたら、下地が思っていたよりもろかった
- 足場を組んで近くで見たら、軒天や板金に傷みがあった
- 塗料の吸い込みが強く、下塗りを2回する必要があった
どんなに経験のある職人でも、現調の時点で全部を見通すことはできません。「現調で全部わかります」と言い切る話は、少し慎重に聞いてみてください。
だから見積書には「前提」を書きます
こうした理由で、見積書には「現調で確認できた範囲での金額」という前提がつきます。補修が必要な部分は「現地調査のうえ別途見積もり」になることもあります。
契約の前に、次の3つを説明してもらえるか確認してみてください。
- どんなときに追加になりうるのか
- 追加になる場合の目安はどのくらいか
- 追加の前に、必ず相談してもらえるのか
私たちは、工事中に追加が必要になりそうなときは、写真をお見せして説明し、ご納得いただいてから進めます。
現調のとき、聞いてみてほしいこと
- 今日、家を見てくれたのはどんな立場の人か
- 見積書を作るのは誰か
- 施工は自社の職人か、下請けの業者さんか
- 見積書に含まれていないものは何か
失礼な質問ではありません。ここをきちんと答えてくれるかどうかが、会社を選ぶ大きな目安になります。私たちも、施工を誰が行うのかは契約の前にお伝えします。
その場で契約を迫ることはしません
現調のあとに「今日決めてくれたら安くします」とお願いすることはしません。見積書をお出ししたあとは、ご家族で相談したり、他の会社さんと比べたりする時間を、しっかり取ってください。
まとめ
- 現調に誰が来るか、見積もりをどう出すかは、会社によって違います
- 現調では、外壁・コーキング・付帯部・面積・足場を見ます
- わかるのは表面上のことで、下地の傷みは工事中にわかることもあります
- 「誰が見て、誰が施工するのか」「追加が出るケース」は契約前に確認を
「まず見てほしいだけ」というご相談でも大丈夫です。無理な営業はしませんので、気軽にお電話かLINEでご連絡ください。







