外壁塗装の補助金 火災保険はつかえる?

2026.10.11

「外壁塗装 補助金」で調べている方が多いので、先に結論をお伝えします。

鶴見区を含む大阪市では、外壁塗装だけを対象にした補助金は、現在のところ確認できていません。守口市も同じです。

「補助金で安くなりますよ」という営業を受けて、不安になって検索された方もいると思います。まずは落ち着いて、この記事を最後まで読んでみてください。

補助金が出る「ケース」はあります

塗装そのものではなく、次のような工事と組み合わせると、対象になる制度があります。

  • 断熱改修(断熱材、断熱窓など)と一緒に行う場合(国の「みらいエコ住宅2026事業」など)
  • 耐震改修と一緒に行う場合(大阪市・守口市・大東市にそれぞれ制度があります)
  • 空家のリフォームとして行う場合(大東市の空家流通促進補助制度は、外壁・屋根の塗装も対象です)

ここで大切なのは、「塗り替えだけ」では対象にならないものがほとんどだということです。たとえば「遮熱塗料を塗れば補助が出る」という話は、そのままでは当てはまらないことが多いです。

補助金を使うときの3つの注意点

  1. 工事の前に申請が必要です。 契約や着工の後では、ほぼ受け付けてもらえません。
  2. 予算がなくなると、期間内でも終了します。 年度ごとに内容が変わるので、必ず最新の情報を確認してください。
  3. 登録事業者を通す必要がある制度があります。 業者選びの段階で、制度に対応できるか聞いておくと安心です。

制度の内容は変わりやすいため、使えそうかどうかは、市の窓口か公式ページでの確認をおすすめします。

火災保険は使えますか?

火災保険は、台風・強風・雪・雹(ひょう)などの自然災害で壊れた部分の修理に使える場合があります。たとえば、強風で屋根材や雨どいが壊れた、飛んできた物で外壁が傷ついた、といったケースです。

一方で、経年劣化は対象外です。色あせ、チョーキング(触ると白い粉がつく状態)、コケ、年数がたって入ったひび割れなどは、保険では直せません。

つまり、「築年数がたったから塗り替える」という通常の外壁塗装に、火災保険は使えません。

なお、保険金の請求には期限があり、被害が出てから3年以内とされています。心当たりがある方は、早めに保険会社か代理店へご相談ください。

「保険で実質無料」という勧誘には、注意してください

国民生活センターも、次のような相談事例について注意を呼びかけています。

  • 訪問業者に「台風で屋根が傷んでいる」と言われる
  • 「火災保険で実質無料。申請は代行します」と契約を急がされる
  • 保険がおりなかった場合は、高額なキャンセル料を請求される

経年劣化なのに「自然災害が原因」として申請すると、保険金の返還を求められたり、詐欺罪に問われたりするおそれがあります。保険金の請求は、加入者ご本人が行うのが基本です。

私たち職人は、傷みの状態を写真で記録したり、修理の見積書を作ったりするお手伝いはできます。ただ、「保険がおりるかどうか」を決めるのは保険会社です。「必ずおります」と言い切る業者には、気をつけてください。

補助金が使えなくても、費用を抑える方法はあります

補助金がなくても、工事の中身を整理すれば、納得のいく費用にできます。

  • 見積もりの項目を、細かく確認する(「一式」ばかりの見積書は要注意です)
  • 塗料のグレードを、家の状態に合わせて選ぶ(高い塗料が必ず正解とは限りません)
  • 足場を、他の工事(屋根・雨どいなど)とまとめて使う(足場代を二重にかけずに済みます)

「うちの場合は、補助金や保険が使えるのか知りたい」という方は、お気軽にご連絡ください。現地で傷み具合を見たうえで、使えそうな制度があるかどうかも、正直にお伝えします。


「補助金や火災保険が使えるか、現地を見てお答えします。まずはお気軽にお電話・LINEください。」

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