一般的には、屋根がある張り出しを「ベランダ」、屋根がないものを「バルコニー」と呼び分けています。
ただ、これは決まった線引きではなく、呼び方の違いにすぎません。
大事なのは呼び名ではなく、どちらも床に雨水が当たる場所だということです。
「屋根があるから雨は入らない」と思われがちですが、風のある日は雨が横から吹き込みます。
屋根がある分、日差しによる傷みは遅くなりますが、床の防水層は、下の部屋に水を通さないための最後の守りです。
ここが傷むと、気づかないうちに下の天井や壁へ水がまわることがあります。
特に傷みやすいのは、次の3か所です。
排水口のまわり
壁と床の境目
床の表面のひび割れ
ウレタン防水の密着工法で足りることが多いです
ベランダの防水には、ウレタン、FRP、シートなどの種類があります。
戸建てのベランダは5〜10平米ほどの広さが多く、下地の状態がよければ、液体のウレタンを床に直接塗る「密着工法」で十分なことがほとんどです。
ただし、次のような場合は、水分を逃がす「通気緩衝工法」を選ぶことがあります。
下地に湿気が残っている
今ある防水層がふくれている
面積が広い
どちらが合うかは、床を見てみないと分かりません。
外壁の塗装とは別の工事です
外壁用の塗料は、壁を守るためのものです。
ベランダの床は、水がたまり、人も歩く場所なので、防水専用の材料で工事します。
床の表面の「トップコート」は、防水層を日差しから守る保護の塗装です。
数年ごとに塗り直すことで、防水層を長持ちさせられます。
こんなサインがあれば早めにご相談ください
床にひび割れがある
表面がふくらんでいる、はがれている
雨のあと水たまりが残る
排水口のまわりが黒ずんでいる
費用と日数の目安
ベランダの防水は、外壁のように「1平米あたり○○円」ではなく、「一式」でお見積もりしています。
広さが5〜10平米と小さいため、準備や片付けの手間は、広さが小さくてもあまり減りません。そのため平米単価に直すと、1万2千円ほどになります。
目安として、5平米ほどのウレタン防水で6万円ほど(税込)です。
下地の傷みがひどい場合は補修が必要になり、費用が上がります。
日数は、2〜4日ほどかかります。
下地の処理、下塗り、ウレタンの塗り重ね、トップコートと、それぞれ乾かす時間が必要なためです。
外壁塗装と同時に行うと、段取りを共有できて効率よく進められます。
ベランダだけのご依頼は、状況によってお見積mりが変わることがあります。正確な金額は、現地で床の状態を見てからお伝えします。
「うちのベランダは防水が必要?」と迷われたら、職人直通ダイヤルかLINEでお気軽にご相談ください。
写真を送っていただければ、おおよその状態をお伝えします。







