アパートやマンションを持っているオーナーさんから、「自宅の塗装とは何が違うのか」というご相談をよくいただきます。
結論から言うと、塗る作業そのものは同じです。ただ、入居者さんがいる中で工事をすることと、収支を見ながら塗料を選ぶことが、一戸建てとは大きく違います。今回は、5〜10戸ほどの小規模なアパートを前提にお話しします。
■① 費用は「戸数」ではなく「外壁の面積」で決まります
「1戸あたりいくら」という言い方をする業者さんもいますが、実際の費用は、次の3つで決まります。
・外壁の面積
・足場の大きさ
・劣化の状態(傷んだ箇所の補修がどれだけ必要か)
同じ5戸のアパートでも、建物の形や高さが違えば、費用は大きく変わります。そのため、金額は現地調査をしてからお出ししています。
また、塗料の種類によっても金額は変わります。塗料ごとの違いは、③でお話しします。
「だいたいの金額を知りたい」というご相談でも構いません。建物の大きさが分かる情報(階数、戸数、図面など)をお知らせいただければ、お答えできる範囲でご説明します。
■② 足場は一度で済むので、規模が大きいほど割安になりやすい
足場は建物を囲うための費用で、戸数が増えても組む回数は一度です。一戸建てを何軒もやるより、アパートをまとめてやるほうが、足場の負担は軽くなりやすいです。
■③ 塗料は「次の塗り替えまで何年持たせたいか」で選ぶ
賃貸経営では、塗り替えの回数が少ないほど、長い目で見た出費が抑えられます。
・売却や建て替えの予定が近い → 費用を抑えた塗料
・長く持ち続ける → 耐久性の高い塗料で回数を減らす
どちらが正解ということはありません。今後の計画をお聞きしたうえで、無理のない選択肢をご提案します。
■④ 入居者さんへの配慮は、工事前の段取りで決まります
入居者さんにとって、塗装工事は生活の中に入り込んでくるものです。次のような点を、事前にご案内しておくことが大切です。
・工事の期間と、作業する時間帯
・洗濯物やベランダの使い方
・窓を開けられない日があること
・駐車場・駐輪場の使い方
・塗料のにおいについて
お知らせの文面は、オーナーさんと一緒に作ります。入居者さんからの問い合わせへの対応も、事前に決めておくと安心です。
■⑤ 見積もりでは、ここを確認してください
・外壁の面積は、何㎡で計算されているか
・共用部(廊下・階段・鉄部)は含まれているか
・付帯部や補修は、別途になっていないか
・施工は誰がするのか(自社の社員か、下請けか、孫請けか)
・工期と、入居者さんへの対応はどうなるか
金額だけを比べると、あとから「これは別料金です」となることがあります。何が含まれているかを、必ず見比べてください。
なお、塗装費用の経理上の扱い(修繕費になるか、資本的支出になるかなど)は、税理士さんにご確認ください。
■まとめ
アパートの外壁塗装は、費用だけでなく、入居者さんへの配慮と今後の計画を合わせて考えるのが大切です。
渡邊塗装では、外壁や屋根の塗装のほかに、退去後のお部屋の原状回復工事も承ります。外まわりと室内を合わせてご相談いただけます。
渡邊塗装は鶴見区の地元の塗装店で、現地調査とお見積もりは無料です。「まだ塗る時期か分からない」という段階でも構いません。下の職人直通ダイヤルかLINEから、お気軽にご相談ください。







