【外壁塗装】よく見たらムラがある?どうすればいい?

2024.01.15

大阪府にて外壁塗装・屋根塗装などを行っております、渡邊塗装です。

長かった外壁塗装が終わり、ひと息ついていたら外壁にムラがある……?
このようなときは、どうすればいいのでしょうか。
外壁塗装のムラは、深刻なものだと塗料の機能が発揮できないほか、お家のダメージにつながることにもなります。

今回は、外壁塗装後に出てきたムラの原因、対処法についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 問題ないムラもある

光の加減や見る角度によっては、ムラに見えてしまうものもあります。
こちらは塗膜に厚みがあれば、正しく塗装されているため、とくに問題ではないでしょう。
外壁塗装は手作業で行われるため、多少の厚みの違いが出てしまう部分が否めません。
とくに隣家との距離が近く狭い場所は、光が当たりづらいために確認が難しいこともあります。
やり直してほしい、と思っても、足場が片付けられた段階であれば対応できない業者も多いでしょう。

■ 施工不良が原因のムラとは?

色の濃淡がはっきりしている、広範囲にムラがあるなどの明らかなムラは、施工不良が考えられます。
早ければ2~3年で塗膜がはがれてしまう可能性が高いです。
以下のような理由で、ムラができたかもしれません。

・下塗りの仕上がりが不十分だった

外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装します。
最初に行う下塗りは、下地を平らに均す、下地に上塗り材が吸い込まれないよう防ぐ、きれいに上塗りできるようにする目的で行われます。
この下塗りで、下地の吸い込みが不十分なままだと、上塗り材が吸われてムラができてしまうでしょう。
塗り方が悪いと、上塗り材が密着しないため、数年後にはがれてしまうかもしれません。

・乾燥時間を守らなかった

高圧洗浄や塗装の後には、乾燥時間を設けることで、強固な塗膜が形成されます。
しかし乾燥時間を守らず、次の塗装に入ってしまうと、ムラが生まれてしまうでしょう。
冬などの気温の低い季節は、乾燥に時間がかかる傾向にありますが、乾燥が完了するまでは塗装してはいけないことになっています。

・技術不足

厚すぎず薄すぎず、均等な厚みで塗装することによって、長持ちする塗膜になります。
作業そのものは、昔よりも難しくはありませんが、場数を踏んでいない業者だと、薄い部分ができてしまうこともあるでしょう。
人件費を抑えるために、アルバイトを多く雇って作業させる業者に任せてしまうと、このような結果になるかもしれません。

・塗料の取り扱いを誤った

塗料はふたを開けてそのまま塗ることができる、というものではありません。
希釈剤や硬化剤を混ぜ、現場で調整を加えてから塗装に入ります。
この調整の段階で、混ぜる希釈剤の量を間違えるなどのミスがあり、そのまま塗装されてしまうと、満足な機能が望めないでしょう。

・手抜き工事

良くない業者の場合だと、意図的な手抜き工事の可能性も考えられます。
経費を削減するために、アルバイトの人数を増やす、十分な量の塗料を用意しない、工事期間を短くするなどの方法をとり、塗膜が長持ちしません。
外壁塗装は一度塗装されてしまうと、手抜き工事でもきれいな仕上がりになってしまうため、不正に気付きにくい部分があります。

■ ムラの手直しは、最終チェックで

ムラを発見したのがまだ足場の残っている段階なら、手直ししてもらえるでしょう。
外壁塗装の最終段階では、業者がお客様といっしょにチェックを行い、不備がないかどうかを見るタイミングがあるはずです。
それっぽい部分は、遠慮なく尋ねることをおすすめします。
足場はお家の大きさにもよりますが、設置に20万円ほどかかるため、片付けられてしまったときには手直しが難しくなります。

■ 後日判明したときは?

工事の後や、2~3年ほど経ってからの場合は、手直しは難しいかもしれません。
アフターフォローが充実している業者や、保証期間内にある場合なら、無償で手直しをしてもらうことも可能ですが、そうでないなら断られてしまうことも。
ムラそのものが、直ちに影響を与えるものではないため、期間内でも手直しの範囲に入らないとする業者もいます。

■ 対応してもらえないときは、第三者機関へ相談

明らかなムラにもかかわらず、相応の対応をしてもらえないときは、第三者機関に頼ってみましょう。

・国民生活センター、消費者センター

商品やサービスにかかわるトラブルを相談できる機関です。
外壁塗装を含むリフォームについても、多くの相談が寄せられています。
自主交渉の方法や、解決に向けたアドバイスを聞けるほか、交渉の手伝いをしてくれることも。
守秘義務があるため、話した内容が外に漏れることはありません。

国民生活センターのサイト>>

・住宅リフォーム・紛争処理支援センター

住宅にかかわるトラブルを専門に受け付けている機関です。
建築士や住宅の紛争に詳しい弁護士がおり、より詳しい解決方法を提示してくれるほか、解決に向けて動いてくれるでしょう。
電話での相談時間は1人30分のため、話をまとめて伝えられるように準備する必要があります。

住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」>>

■ 近畿地方での外壁塗装は「渡邊塗装」にお任せください!

★ After


渡邊塗装は、大阪府を中心に近畿一円にて外壁塗装・屋根塗装・防水工事を承っております。
25年以上に渡って、塗装工事に従事してまいりましたため、最適なご提案と質の高い仕上がりが自慢です。
直近では、塗装とあわせてハト対策も行っており、お客様がより快適に過ごせるお家になるよう、プラスアルファのご提案もさせていただいております。

お見積り・ご相談は無料で行っておりますので、築10年になるタイミング、外壁が汚れ始めたなどの劣化がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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電話番号:090-8214-1475
※営業電話はお断りいたします

なお、過去に施工いたしましたお家や、作業の流れについては、こちらのブログで紹介しております。
工事をご検討されておりましたら、ぜひ参考にしてみてください。

施行事例>>

■ まとめ

外壁塗装後のムラは、問題のないもの、施工不良によってできたものの二つが考えられます。
施工不良と思われるものは、施工業者に連絡を取り、直せるかどうか交渉してみることをおすすめします。
なお、対応されない場合は第三者機関に連絡を取ってみるようにしてみてください。

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