家のメンテナンスって、結局いつやればいいの?
「まだ雨漏りもしていないし、大丈夫だろう」
家のメンテナンスについてお話しすると、そう思われる方も多いのではないでしょうか。
そのお気持ちは、よく分かります。
車なら車検があります。
健康なら健康診断があります。
でも、家の場合はどうでしょう。
「そろそろメンテナンスの時期ですよ」
と、家が教えてくれるわけではありません。
……家、意外と無口なんです(笑)。
実は家のメンテナンスは、「壊れてから直す」だけではありません。
外壁の塗膜が少しずつ劣化したり、コーキングが硬くなったり、防水の表面が弱ってきたり。
また、外壁以外にも、年月が経つことで傷んでくる部分があります。
例えば、外壁に付いている樹脂製の換気口やウェザーカバー。
樹脂製の換気口には、ABS樹脂などを使用した製品もあり、長年、紫外線や雨風にさらされることで、表面が劣化してくることがあります。(Seiho)
「換気口だから家には関係ない」と思われるかもしれませんが、こうした細かな部分も、家全体を維持していくうえでは大切なメンテナンスの一つです。
ほかにも、
・軒裏のプリント合板が傷んできた
・鉄部にサビが出てきた
・換気口や換気フードが劣化してきた
・外壁に細かなひび割れが出てきた
・コーキングが硬くなってきた
など、年月が経つと少しずつ変化が出てきます。
これは「施工が悪かったから」ということではなく、長い年月、雨や紫外線、暑さや寒さにさらされてきたことによる経年劣化の場合もあります。
家も、ずっと外に立っていますからね。
人間だって何十年も働いていたら、
「ちょっと腰が……」
「肩が……」
「膝が……」
となります(笑)。
家も同じです。
長く住み続けるためには、状態を見ながら少しずつメンテナンスしていくことが大切です。
例えば、
「30年耐久の材料を使ったから、30年間何もしなくていい」
という意味ではありません。
材料そのものの耐久性と、家全体を良い状態で維持するためのメンテナンスは、別に考える必要があります。
防水工事でも同じです。
防水層を長く保つために、表面の保護材などを定期的にメンテナンスする場合があります。
つまり、
「何年持つ材料なのか?」
だけを見るのではなく、
「その期間、どんなメンテナンスが必要なのか?」
まで考えることが大切です。
そして、もう一つ大切なのが、
「傷んだから、すぐに全部交換する」
ということでもありません。
今すぐ対応したほうがいいのか。
もう少し様子を見ても大丈夫なのか。
塗装で対応できるのか。
交換したほうがいいのか。
一つひとつ状態を確認して判断することが大切です。
家のメンテナンスは、早すぎても遅すぎても良くありません。
だからこそ、
「そろそろ塗り替えたほうがいいのかな?」
「このひび割れは、そのままで大丈夫かな?」
「防水は何年くらいで確認したらいいんだろう?」
「換気口の劣化も見てもらったほうがいいのかな?」
そんな小さな疑問でも、気になった時に一度確認してみてください。
工事をするかどうかは、そのあと考えれば大丈夫です。
まずは、今のお家がどんな状態なのかを知ること。
それだけでも、これからのメンテナンス計画は立てやすくなります。
私たち渡邊塗装も、ただ「塗り替えをおすすめする」という考えではなく、
「この家をこれからどう維持していくか」
という目線で、お客様と一緒に考えることを大切にしています。
家は、建てたら終わりではありません。
そこに住み続ける限り、少しずつ手を入れながら大切にしていくものです。
「まだ工事をするほどではないと思うけど、ちょっと気になる」
それくらいで大丈夫です。
家のことは、気になった時がメンテナンスを考えるタイミング。
小さな変化を見逃さず、無理のないタイミングでお家を守っていきましょう。





