屋根の塗装

2026.08.24

大阪の屋根塗装】遮熱塗料のリアルな効果とは?塗れる屋根・塗れない屋根をプロが解説!
「夏場になると2階の部屋がサウナみたいに暑い……」
「テレビで見た遮熱塗料って、うちの屋根にも効くのだろうか?」
大阪で塗装工事をしていると、お客様からこのようなご相談を本当によくいただきます。
夏の暑さ対策として人気の遮熱塗料ですが、今回は現場のプロとして、実際の効果と施工の裏側を包み隠さず解説します!
1. 遮熱塗料の「リアルな効果」を知っておこう
テレビやカタログでは「2階が涼しくなる!」と大々的に書かれていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
結論から言うと、**「2階の体感温度が劇的に変わるかといったら、室内の体感温度は1〜2度程度変わるかどうか」**というのが本音です。
確かに遮熱塗料には太陽光(近赤外線)をしっかり跳ね返す力はあります。ただ、日本の夏は朝から夕方まで1日中ジリジリと太陽が当たり続けるため、どうしても屋根自体に熱は籠ってしまいます。
「じゃあ意味がないのか?」と言われたらそうではなく、熱による屋根材自体の伸び縮みや劣化を抑えるという意味では、非常に価値のある工事です。
2. 遮熱塗料が「塗れる」屋根・「塗れない」屋根
どんなに良い塗料でも、屋根の素材や状態によって塗れる・塗れないがあるため注意が必要です。
塗れる屋根:
スレート(コロニアル・カラーベスト): 一般的な住宅で一番多い素材で、相性も抜群です。
ガルバリウム鋼板などの金属屋根: 金属は熱を伝えやすいため、遮熱塗料の恩恵を一番受けやすい素材です。
セメント瓦・モニエル瓦: 状態がしっかりしていれば塗装可能です。
塗れない・注意が必要な屋根:
ノンアスベストの古いスレート(パミールなど): 無理に塗っても塗料ごと剥がれてしまうため、カバー工法や葺き替えが必要になることが多いです。
日本瓦(いぶし瓦・釉薬瓦など): ツルッとした陶器瓦は基本的に塗装不要(できない)です。下手に塗ると剥離するため、漆喰補修などを行うのが一般的です。
3. プロが教える!遮熱塗料は「下地(シーラー)」がすべて
遮熱塗料の効果を少しでも引き出すために、私たち業者が一番こだわっているのが**「下地処理」**です。ここを手を抜くと施工不良になってしまうため、絶対に妥協できません。
特にスレートなどで**「吸い込みがキツイ屋根」**があります。乾燥しきってスポンジのようになっている屋根だと、最初の1回目の下塗り(シーラー)をグングン吸い込んでしまい、肝心の遮熱性能を発揮する膜ができません。
そのため、そのような吸い込みが激しい屋根の場合は、**遮熱シーラーをケチらずに「2回塗り(ダブル塗装)」**するようにしています。
下地をしっかりと固め、下塗りから遮熱のベースを作ってあげることが、長持ちする良い塗装工事にするための絶対条件です。
4. まとめ
遮熱塗料は「これさえ塗ればエアコンいらず!」といった魔法の塗料ではありませんが、屋根の保護やちょっとした暑さの緩和には確実に役立ちます。
ただ、肝心の「下地(シーラー)」を適当に扱われてしまうと、どんなに高い遮熱塗料を塗っても意味がなくなってしまいます。だからこそ、業者がしっかりと下地を見て、吸い込みに合わせて丁寧に作業してくれるかが一番大切です。
「うちの屋根、そもそも遮熱塗料はいけるのだろうか?」と気になったら、まずはしっかり点検してもらうのが一番安心です。大阪周辺で気になることがありましたら、いつでも気軽にご相談くださいね。

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