【職人の戯言】外壁塗装の適正価格って実際どうなの?裏側の話をちょっとだけ
外壁塗装の見積もりを見比べて、「なんで会社によってこんなに値段が違うんやろ?」って疑問に思いますよね。
現場でずっと手を動かしてきた職人の目線から、適正価格のリアルや業界の裏側をフランクにお話ししようかなと思います。
1. 今の家は意外と広い!リアルな塗装の計算
昔のコンパクトな2階建ての感覚で「これくらいでいけるやろ」って思っていると、今の家は外壁の平米数も結構あるから驚くかもしれません。
今回は、次の塗り替えまで13年前後をしっかり持たせる想定の材料を使い、足場・養生・高圧洗浄・下地補修までしっかり含めた場合の目安として計算してみます。
外壁(約180平米・足場や洗浄、下地補修等含む):約72万円
屋根(約60平米):約15万円
付帯部(雨樋や破風など):約10万円
(※使用する塗料のグレードや家の状態によって変動します)
これに最低限必要なコストを合わせて約97万円。ここにちゃんとした仕事をするための適正な利益(15〜20%)をのせると、総額で約111万〜116万円(+消費税)というのが、今の家をしっかり塗るためのリアルなラインになってきます。
2. 下請け構造に隠された「手間受け」の裏側
大きな会社が下請けに仕事を回すとき、末端の職人に回ってくるのは「手間受け(人件費)」だけで30万〜35万円ほど。しかも、細かい養生材や付帯部の塗料といった資材費まで「職人持ち」になっていることが少なくありません。
真面目にやればやるほど原価で首が締まるから、元請けからの理不尽なピラミッド構造の中で、どうしても無理が生じやすくなっちゃうんよね。
3. 「10年保証」ってホンマに安心?
よく「安心の10年保証!」って見かけますが、そもそも塗料のメーカー自体がそんな長期間の不具合を全部保証するわけじゃないのに、施工店だけで「10年保証」をうたう図式ってちょっと不自然やんな。どんなに完璧に塗ったって、万が一のメーカー側の不備で捲れるリスクだってゼロやないわけですから。
だからこそ、うちは背伸びした長いだけの保証じゃなくて、現実的な「3年保証」を掲げて、その代わり目の前の施工を徹底的にきっちりやる!それが一番誠実やないかなって思ってます。
まとめ:正直な価格で、家が長持ちする塗装を
適正価格っていうのは、「安ければいい」ものでも「高ければ安心」なものでもないんです。
そのお金がちゃんと「材料」と「職人の丁寧な手仕事」に使われているかどうか。そして、余計な中間マージンを挟まない直受けの職人専門店であるかどうか。そこを知ってもらうだけでも、見積もりを見たときの見方がガラッと変わると思いますよ!
「うちの場合はどうなんやろ?」って気になったら、いつでも気軽にお声かけくださいね!





